阪神ジュベナイルフィリーズ2025過去10年間のデータ分析

今週は、阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズが行われますね。

この阪神ジュベナイルフィリーズは、2歳牝馬の頂点を決めるGIレースです。

将来の桜花賞、オークス女王を占う一戦として、毎年熱い戦いが繰り広げられていますよ。

そこで、この記事では過去10年のデータから、2歳女王の栄冠を手にする馬の条件を探っていきますね。

レース基本情報

レース名: 第74回 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)
開催場: 阪神競馬場(※2024年は京都開催)
距離: 芝1600m
格付け: GI(グレードワン)
レース種別: オープン (国) 牝 (指) 馬齢

過去10年の優勝馬一覧

開催年	優勝馬	性齢	騎手	人気
2024年	アルマヴェローチェ	牝2	岩田望来	5
2023年	アスコリピチェーノ	牝2	北村宏司	3
2022年	リバティアイランド	牝2	川田将雅	1
2021年	サークルオブライフ	牝2	M.デムーロ	3
2020年	ソダシ	牝2	吉田隼人	1
2019年	レシステンシア	牝2	北村友一	4
2018年	ダノンファンタジー	牝2	C.デムーロ	1
2017年	ラッキーライラック	牝2	石橋脩	2
2016年	ソウルスターリング	牝2	C.ルメール	1
2015年	メジャーエンブレム	牝2	C.ルメール	1

枠順分析

枠順	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1枠	2	1	1	16	10.0%	15.0%	20.0%
2枠	1	1	2	16	5.0%	10.0%	20.0%
3枠	1	1	0	18	5.0%	10.0%	10.0%
4枠	1	2	0	17	5.0%	15.0%	15.0%
5枠	2	2	2	14	10.0%	20.0%	30.0%
6枠	2	1	3	14	10.0%	15.0%	30.0%
7枠	1	1	2	25	3.4%	6.9%	13.8%
8枠	0	1	0	28	0.0%	3.4%	3.4%

【考察】阪神芝1600mは比較的フラットな枠順傾向だが、8枠は過去10年で勝利なしと苦戦傾向。5枠と6枠が複勝率30.0%で最も優秀な成績を残している。内枠の1枠も2勝を挙げており、極端な外枠以外は平等にチャンスがある。

注目ポイント

• 5枠と6枠が複勝率30%で最優秀
• 1枠も2勝で好成績
• 8枠は過去10年で勝利なし
• 7枠も成績低調
• 中枠が最も安定した成績

人気分析

人気	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1番人気	5	0	0	5	50.0%	50.0%	50.0%
2番人気	1	3	1	5	10.0%	40.0%	50.0%
3番人気	2	1	3	4	20.0%	30.0%	60.0%
4～6番人気	2	2	4	22	6.7%	13.3%	26.7%
7～9番人気	0	2	1	27	0.0%	6.7%	10.0%
10番人気～	0	2	1	85	0.0%	2.3%	3.4%

【考察】1番人気が勝率50.0%と圧倒的に強く、GIレースとしては人気馬の信頼度が非常に高い。注目すべきは2番人気の勝率が10.0%と低い点で、3番人気の方が勝率20.0%と上回っている。10番人気以下からも連対馬が出ており、大穴も侮れない。

注目ポイント

• 1番人気が勝率50%で絶対的な信頼度
• 2番人気は意外に勝ちきれない(1勝のみ)
• 3番人気が複勝率60%で優秀
• 1～3番人気で合計8勝
• 10番人気以下からも連対馬あり(2頭)

前走距離別成績

前走距離	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1200m	0	0	0	8	0.0%	0.0%	0.0%
1400m	2	1	4	62	2.9%	4.3%	10.1%
1600m	6	7	4	67	7.1%	15.5%	20.2%
1800m	2	2	2	10	12.5%	25.0%	37.5%

【考察】前走1600m組が最多6勝を挙げており、同距離実績が重視される。注目すべきは前走1800m組で、出走数は少ないが勝率12.5%、複勝率37.5%と高い数字を残している。前走1200m以下からの出走馬は過去10年で馬券圏内ゼロと厳しい。

注目ポイント

• 前走1600m組が中心で6勝
• 前走1800m組は少数精鋭で好走率高い
• 前走1400m組も2勝
• 前走1200m以下は過去10年で馬券圏内ゼロ
• 距離延長・短縮よりも同距離適性が重要

前走着順別傾向

前走着順	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1着	7	8	4	74	7.5%	16.1%	20.4%
2着	3	0	4	26	9.1%	9.1%	21.2%
3～5着	0	2	1	23	0.0%	7.7%	11.5%
6～9着	0	0	1	15	0.0%	0.0%	6.3%
10着～	0	0	0	10	0.0%	0.0%	0.0%

【考察】前走1着馬が7勝を挙げ、勝ち馬の7割を占める。前走2着馬も3勝と好走しており、前走で上位に入った馬が中心となる。前走3着以下からの巻き返しは極めて厳しく、前走10着以下からの好走例は過去10年で皆無だ。

注目ポイント

• 前走1着馬が7勝で中心
• 前走2着馬も3勝と好走
• 前走1・2着馬で合計10勝
• 前走3～5着からの巻き返しは厳しい
• 前走10着以下は完全に割引

キャリア別成績

キャリア	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1戦	0	1	0	10	0.0%	9.1%	9.1%
2戦	6	4	3	40	11.3%	18.9%	24.5%
3戦	4	4	6	51	6.2%	12.3%	21.5%
4戦	0	1	1	29	0.0%	3.2%	6.5%
5戦～	0	0	0	18	0.0%	0.0%	0.0%

【考察】キャリア2戦の馬が最多6勝を挙げ、勝率11.3%で最も優秀だ。3戦の馬も4勝と好走している。一方でキャリア4戦以上になると成績が急激に悪化し、5戦以上の馬は過去10年で馬券圏内ゼロと厳しい。使い詰めは禁物だ。

注目ポイント

• キャリア2戦が最多6勝(勝率11.3%)
• キャリア3戦も4勝と好走
• キャリア2～3戦で合計10勝
• キャリア4戦以上は成績急降下
• キャリア5戦以上は過去10年で馬券圏内ゼロ

前走脚質別傾向

前走脚質	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
逃げ	1	0	0	9	10.0%	10.0%	10.0%
先行	3	1	1	36	7.3%	9.8%	12.2%
差し	5	7	8	50	7.1%	17.1%	28.6%
追込	1	2	1	53	1.8%	5.3%	7.0%

【考察】差し馬が最多5勝を挙げ、複勝率28.6%と最も優秀な成績を残している。阪神芝1600mは直線が長く、差し・追込馬に有利な舞台だが、追込馬の成績は低調。前走で好位を追走できる差し馬が理想的な脚質となる。

注目ポイント

• 差し馬が最多5勝で中心
• 差し馬の複勝率28.6%が最優秀
• 先行馬も3勝と好走
• 追込馬は勝率1.8%と厳しい
• 好位追走できる馬が有利

まとめ

ここまでのデータ分析から、阪神ジュベナイルフィリーズを攻略するための重要ポイントをまとめます!