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今週末の中央競馬では、東西で古馬重賞(G2)が行われます。中山競馬場では伝統の古馬重賞アメリカジョッキークラブカップが、中京競馬場では東海ステークスが行われます。
そして、アメリカジョッキークラブカップは中山芝2,200mで行われるため、主に古馬中距離戦線の馬が出走してきます。
ただ、まだ1月という事もあり、各陣営は今後のG1を見据えた獲得賞金のアップをもくろんでいるため、今後のレースに向けてのステップレースなのか?賞金上積みを目論んだ本気レースなのか?の見極めが重要になってきます。
アメリカジョッキークラブカップの過去10年間のデータ
ここからは、アメリカジョッキークラブカップの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
4歳~6歳が優勢
世代別では、4歳~6歳で9勝、2着7回、3着9回と他世代をリードしており、馬券の中心は4歳~6歳の中から選んだ方が良さそうです。
栗東所属&外国人騎手が優勢
中山競馬場で行われる事もあって、美浦所属騎手の騎乗回数が多くなっていますが、勝率、連対率、複勝率でみると栗東所属&外国人騎手が優勢となっています。
アメリカジョッキークラブカップの過去10年間の前走データ
ここからは、アメリカジョッキークラブカップ2022において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)
前走G1は人気&着順関係なし
前走がG1だった馬は30頭中10頭が該当しており、該当している馬の前走人気&着順は関係ありません。
前走15番人気12着や前走9番人気17着からの巻き返しもあるため、前走でG1を走っていた馬は前走人気&着順は気にしないで良さそうです。
前走G2は前走3着位以内
前走でG2を走っていた馬は6頭が該当しており、6頭中5頭は前走で3着以内に入っています。
前走人気&着順は気にしない
前走1~5番人気は全30頭中18頭ですが、前走6番人気以下も11頭おり過去10年間で4勝2着3回3着4回と侮れません。
また、前走着順は1着~5着では18頭が該当していますが、前走6着以下も12頭おり過去10年間で4勝2着5回3着3回と好走している事から、前走着順もあまり気にしない方が良さそうです。
アメリカジョッキークラブカップのデータまとめ
アメリカジョッキークラブカップ2022における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。(枠順発表後に掲載)
◎オーソクレース
〇キングオブコージ
▲ポタジェ
△ボッケリーニ
△アサマノイタズラ
穴スマイル
アメリカジョッキークラブカップ2022の結果
1着 〇キングオブコージ
2着 無マイネルファンロン
3着 △ボッケリーニ
単勝 1 780円
馬連 1-14 33,430円
3連複 1-9-14 87,240円
アメリカジョッキークラブカップ2022は荒れました。原因は2着に11番人気のマイネルファンロンが入ったからですが、今年のアメリカジョッキークラブカップは追い込み競馬になりました。
1~5着馬は4角で中団~後方に位置していたので、4角先頭の◎オーソクレースには厳しい流れでしたね。
●栗東所属&外国人騎手が優勢
●前走G2出走馬は前走3着以内
●前走G2出走以外は前走の人気&着順は関係なし