カペラステークス2025過去10年間のデータ分析

カペラステークスは、中山ダート1200mで行われる師走のダート短距離重賞です。

別定戦ながら実力馬が集結し、スピードとパワーを兼ね備えた馬が勝利を手にします。

そこで、この記事では、過去10年のデータからこのレースを攻略する鍵を探っていきますね。

レース基本情報

レース名: カペラステークス(GIII)
開催場: 中山競馬場
距離: ダート1200m
格付け: GIII(グレードスリー)
レース種別: オープン (国)(指) 別定戦

過去10年の優勝馬一覧

開催年	優勝馬	性齢	騎手	人気
2024年	ガビーズシスター	牝3	吉田隼人	1
2023年	テイエムトッキュウ	牡5	津村明秀	2
2022年	リメイク	牡3	福永祐一	2
2021年	ダンシングプリンス	牡5	三浦皇成	3
2020年	ジャスティン	牡4	坂井瑠星	4
2019年	コパノキッキング	セ4	藤田菜七子	2
2018年	コパノキッキング	セ3	柴田大知	1
2017年	ディオスコリダー	牡3	津村明秀	4
2016年	ノボバカラ	牡4	内田博幸	3
2015年	キクノストーム	牡6	内田博幸	3

【考察】過去10年で1番人気は2勝に留まり、2番人気が3勝と最も多い。しかし勝ち馬は全て4番人気以内からで、上位人気馬の信頼度が高い。一方で5番人気は過去10年で連対・複勝ゼロという驚くべき不振ぶりを示している。

注目ポイント

• 2番人気が勝率30%、複勝率80%で最も信頼できる
• 勝ち馬は全て4番人気以内
• 5番人気は過去10年で馬券圏内ゼロの危険人気帯
• 3歳馬が4勝と若い力の好走が目立つ

年齢別データ分析

年齢	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
3歳	4	0	1	10	26.7%	26.7%	33.3%
4歳	3	3	1	23	10.0%	20.0%	23.3%
5歳	2	3	4	41	4.0%	10.0%	18.0%
6歳	1	2	2	25	3.3%	10.0%	16.7%
7歳	0	1	0	22	0.0%	4.3%	4.3%
8歳	0	0	1	8	0.0%	0.0%	11.1%
9歳	0	1	1	0	0.0%	50.0%	100.0%

【考察】3歳馬が最多4勝を挙げ、勝率26.7%、複勝率33.3%と全年齢で最も優秀な成績を残している。中心は3～4歳の若い力で合計7勝。5歳以上になると勝率が大きく下がり、7歳以上は基本的に厳しい戦いとなる。

注目ポイント

• 3歳馬は出走すれば最重要視(勝率26.7%)
• 中心は3～4歳馬で合計7勝
• 5歳以上は出走数が多いが成績は低調
• 7歳以上は基本的に割引が必要
• 9歳馬の好走は例外的(スノードラゴン2着など)

枠順分析

枠順	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1枠	2	2	2	14	10.0%	20.0%	30.0%
2枠	2	0	2	16	10.0%	10.0%	20.0%
3枠	2	0	0	17	10.5%	10.5%	10.5%
4枠	1	0	1	18	5.0%	5.0%	10.0%
5枠	0	1	2	17	0.0%	5.0%	15.0%
6枠	0	4	1	15	0.0%	20.0%	25.0%
7枠	2	2	2	14	10.0%	20.0%	30.0%
8枠	1	1	0	18	5.0%	10.0%	10.0%

【考察】中山ダート1200mはフラットな枠順傾向で、内外に極端な有利不利は見られない。1枠と7枠が複勝率30.0%で最も安定。6枠は勝ちこそないが連対率20.0%で2着に好走する傾向がある。

注目ポイント

• 1枠と7枠が複勝率30.0%で最優秀
• 6枠は2着率が高い(連対率20.0%)
• 馬番10番が過去10年で馬券圏内ゼロ
• 馬番5番も過去10年で馬券圏内ゼロ
• 内外どちらからでもチャンスあり

人気分析

人気	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1番人気	2	2	1	5	20.0%	40.0%	50.0%
2番人気	3	2	3	2	30.0%	50.0%	80.0%
3番人気	3	1	0	6	30.0%	40.0%	40.0%
4～6番人気	2	1	3	24	6.7%	10.0%	20.0%
7～9番人気	0	2	3	25	0.0%	6.7%	16.7%
10番人気～	0	2	0	67	0.0%	2.9%	2.9%

【考察】上位人気の信頼度が極めて高く、2番人気が複勝率80.0%で圧倒的に優秀だ。勝ち馬は全て4番人気以内から出ており、人気通りの決着が多い。特筆すべきは5番人気が過去10年で一度も馬券に絡んでいない点だ。

注目ポイント

• 2番人気が最も信頼できる(勝率30%、複勝率80%)
• 1～3番人気で合計8勝と上位人気が強い
• 勝ち馬は全て4番人気以内
• 5番人気は過去10年で連対・複勝ゼロ(0-0-0-10)
• 10番人気以下から連対馬が出ることもあるが基本的に厳しい

前走距離別成績

前走距離	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1200m	6	7	6	80	6.1%	13.1%	19.2%
1400m	3	3	3	40	6.1%	12.2%	18.4%
1600m	1	0	1	3	20.0%	20.0%	40.0%

【考察】前走1200m組が最多6勝を挙げており、同距離実績が重視される。次いで1400m組が3勝。注目すべきは前走1600m組で、出走数は少ないが勝率20.0%、複勝率40.0%と高い数字を残し、距離短縮のショックが効いている。

注目ポイント

• 前走1200m組が中心で6勝
• 前走1400m組も安定した成績
• 前走1600m組の距離短縮ショックに注意(勝率20%)
• 前走1800m以上からの出走馬は基本的に苦戦
• 同距離適性が最重要

前走着順別傾向

前走着順	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1着	4	2	3	31	10.0%	15.0%	22.5%
2・3着	2	3	4	21	6.7%	16.7%	30.0%
4・5着	2	2	1	11	12.5%	25.0%	31.3%
6～9着	2	2	0	22	7.7%	15.4%	15.4%
10着～	0	1	2	41	0.0%	2.3%	6.8%

【考察】前走1着馬の好走は当然だが、注目すべきは前走4・5着馬の巻き返しだ。勝率12.5%、連対率25.0%、複勝率31.3%と優秀な数字を残している。僅差で敗れた馬の逆襲がカペラS攻略の鍵となる。

注目ポイント

• 前走1着馬は素直に評価(勝率10%)
• 前走4・5着の僅差敗退組に注目(複勝率31.3%)
• 前走2・3着馬も好走率が高い
• 前走10着以下の大敗馬は基本的に割引
• 惜敗組の巻き返しパターンが多い

前走脚質別傾向

前走脚質	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
逃げ	3	1	2	15	14.3%	19.0%	28.6%
先行	2	5	3	43	3.8%	13.2%	18.9%
差し	4	4	2	37	8.5%	17.0%	21.3%
追込	1	0	3	29	3.0%	3.0%	12.1%

【考察】前走で逃げた馬が勝率14.3%、複勝率28.6%と高い好走率を誇る。勝ち馬では中団差しが最多4勝だが、全体的に前目のポジションを取った馬が有利。後方一気馬は勝利が1つのみと厳しい傾向が明確だ。

注目ポイント

• 前走逃げ馬の好走率が高い(勝率14.3%)
• 中団馬が最多4勝で中心
• 前走先行馬も連対率13.2%で安定
• 後方一気馬は基本的に苦戦
• 前で競馬ができる馬を重視

まとめ

ここまでのデータ分析から、カペラステークスを攻略するための重要ポイントをまとめます!