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カペラステークス2021過去データからの分析

カペラステークス2021過去データからの分析

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今週の日曜日に中山競馬場でダート1,200メートルの第14回カペラステークスG3が行われます。このレースは毎年ダート短距離界のスピード自慢が多数出走してきており、中には翌年のダートG1フェブラリーステークスを目指している馬もいるため、出走馬の距離適性を十分把握しておく必要があります。

そのため、カペラステークスを予想するにあたっては、過去データの検証はもちろんですが各出走馬の距離適性なども頭の中に入れておいた方が良いでしょう。

カペラステークスの過去10年間のデータ

ここからは、カペラステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。

枠番別

1枠(4.1.1.13)と6~8枠の成績が他の枠と比べると大きくリードしており、中山ダート1,200mの特徴とほぼ合致していますね。

そのため、このレースでも最内枠の1枠または6~8枠の馬を狙った方が良いです。

当日の人気別

当日1番人気(1.1.1.7)よりも、当日2番人気(2.1.4.3)、3番人気(2.3.0.5)の成績が良好です。さらに、当日4番人気も(3.1.0.6)と、当日2~4番人気で7勝している事から、馬券の軸は当日2~4番人気の中から選ぶと良いかも知れません。

また、当日6番人気以下の馬も2勝2着4回、3着5回と健闘しているため注意が必要です。

世代別

3歳~6歳世代が中心のレースとなっており、7歳以上の成績は今一つとなっています。

所属別

関東圏のレースですが、過去10年間で栗東所属馬が9勝、2着7回、3着5回となっています。もっとも、栗東所属馬の出走頭数も多いため複勝率に関しては両者あまり差がありません。

また、所属騎手別では、栗東&美浦所属騎手であまり差がありません。

カペラステークスの過去10年間の前走データ

ここからは、カペラステークス2021において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)

前走クラス

前走OPクラス組が全30頭中16頭となっており、次いで前走地方戦組が7頭、前走G3組が4頭となっています。

また、前走地方戦組の7頭中5頭が当日4番人気以内に支持されています。

前走からの間隔

中2週~中9週までで全30頭中26頭となっています。また、中10週以上の休み明け4頭のうち3頭が前走2番人気以内で当日も2番人気以内に支持されています。

前走人気

前走1~5番人気が全30頭中21頭となっていますが、前走6番人気以下も9頭いることから、前走下位人気馬にもチャンスがありそうです。

前走着順

前走で1~5着が全30頭中20頭となっていますが、前走6着以下も10頭いることから、前走人気同様に前走で6着以下に敗れている馬にもチャンスがありそうです。

前走脚質

前走の脚質別では、差し&先行が優勢で、逃げ&追込の両者にはあまり差がありません。

また、前走4角の位置ですが、7番手以内が全30頭中22頭、10番手以内が26頭となっているため、前走で極端な追込をしていた馬にはあまりチャンスは無さそうです。

前走距離

前走距離では、1,400m>1,200m>1,600mとなっています。

カペラステークスのデータまとめ

カペラステークス2021における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。

カペラステークス2021
●1枠または6~8枠が狙い目
●当日2~4番人気が狙い目も6番人気以下にもチャンス有り
●3歳~6歳が優勢
●中10週以上の休み明けは前走2番人気以内&当日2番人気以内
●前走地方戦組は当日4番人気以内
●前走人気&着順はあまり関係なし

これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。

◎リュウノユキナ
〇モズスーパーフレア
▲ミスズグランドオー
△ダンシングプリンス
△ディサーニング
穴オメガレインボー

カペラステークス2021の結果

1着 △ダンシングプリンス
2着 ◎リュウノユキナ
3着 穴オメガレインボー

単勝 4 640円
馬連 1-4 1,250円
3連複 1-4-9 3,970円

8ヶ月の休み明け、3番人気のダイシンプリンスが2番手追走から最後の直線で力強く抜け出し、内から追い込んできた2番人気リュウノユキナを抑えきって1着でゴール。3番人気2番人気6番人気での決着となりました。

ちなみに、逃げた1番人気のモズスーパーフレアは4着に敗れました。