本日中京競馬場では、第23回チャンピオンズカップ(G1、ダート1,800m)が行われます。このチャンピオンズカップは春のフェブラリーステークスと並んで中央競馬では数少ないダートG1となっています。
もっとも、ダート実績のある馬は地方競馬のG1を使っているため、中央競馬にダートG1が少なくてもあまり困らないかも知れません。
ただ、そこはやはり中央競馬なので、個人的にはもう少しダートG1を増やして欲しいと思います。
チャンピオンズカップの過去8年間のデータ
ここからは、チャンピオンズカップの過去8年間における各種データを分析した結果について解説していきます。(2014年からチャンピオンズカップに名称変更)
4&8枠は不利
過去8年間で4枠から発走した馬はのべ16頭ですが、うち15頭は4着以下に敗れています。また、8枠から発走した馬はのべ15頭ですが、15頭全てが4着以下に敗れています。
他の枠から出走した馬は軒並み3頭以上が3着以内に入っている事を考えると、4枠&8枠に入った馬には悪いデータと言えそうです。
当日1番人気&3番人気
過去8年間で当日1番人気の成績は2-3-0-3と勝率25.0%、複勝率62.5%となっています。また、当日3番人気の成績は0-3-3-2と複勝率75.0%と他人気馬よりも良好な成績となっています。
前走地方競馬はG1のみ
過去8年間で3着以内に入った馬全24頭中、前走で地方競馬に出走していた馬はのべ15頭となっており、うち14頭が前走地方競馬のG1レースに出走していました。
前走で地方競馬のG2以下のレースを走っていた馬には厳しいレースとなっています。
前走1~5番人気以内
過去8年間で3着以内に入った馬全24頭中、前走で1~5番人気以内に支持されていた馬はのべ23頭となっており大半を占めています。前走で6番人気以下だった馬にはほぼチャンスが無いと言えます。
前走1~5着以内
過去8年間で3着以内に入った馬全24頭中、前走で1~5着以内に支持されていた馬はのべ19頭となっており大半を占めています。
前走で6着以下に敗れていた馬にはあまりチャンスが無いレースと言えます。
チャンピオンズカップのデータまとめ
チャンピオンズカップ2022における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
[box class=”green_box” title=”チャンピオンズカップ2022″]●4&8枠は不利
●当日1番人気&3番人気
●前走地方競馬はG1のみ
●前走1~5番人気以内
●前走1~5着以内[/box]
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。(枠順発表後に掲載)
◎ジュンライトボルト
〇テーオーケインズ
▲ハピ
△グロリアムンディ
△クラウンプライド
穴スマッシングハーツ
チャンピオンズカップ2022の結果
1着 ◎ジュンライトボルト
2着 △クラウンプライド
3着 ▲ハピ
単勝 5 790円
馬連 5-10 4,850円
3連複 3-5-10 14,020円
今年のチャンピオンズカップは単勝3番人気のジュンライトボルトが道中中団やや後方から最後の直線では強烈な末脚を発揮して最後は粘るクラウンプライドをクビ差制してG1初勝利を飾りました。これでダートに変わってから4戦3勝。ダート界の新星ですね。
ちなみに、断然の1番人気だったテーオーケインズは最後の直線で伸びきれず4着でした。