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今月10日の成人の日、中山競馬場では第38回フェアリーステークス(G3)が行われます。このフェアリーステークスは3歳牝馬限定戦となっており、前日に行われるシンザン記念と同様、芝1,600mで行われます。
また、シンザン記念にジェンティルドンナやアーモンドアイなど過去に3歳牝馬の有力馬が向かうケースもあり、このフェアリーステークスは少し小粒なメンバー構成になる場合もあります。
そこで、当記事ではフェアリーステークス2022の過去10年間のデータを元にした分析結果を記載します。
フェアリーステークスの過去10年間のデータ
ここからは、フェアリーステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
5枠&6枠は今一つ
5枠(1.1.0.18)、6枠(0.1.0.19)の成績が今一つとなっていますが、これ以外の枠についてはあまり大差はありません。
美浦所属馬が優勢
中山競馬場で開催されているという事もあって、美浦所属馬が圧倒的に優勢となっており、過去10年間で10勝(全て)勝っています。
フェアリーステークスの過去10年間の前走データ
ここからは、フェアリーステークス2022において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)
前走1勝クラスは前走3着位以内
前走1勝クラスは全30頭中11頭が該当しており、うち7頭が前走で3着以内に入っています。
前走未勝利&新馬は前走4番人気以内
30頭中16頭が該当しており、うち13頭が前走で4番人気以内に支持されています。
前走からの間隔は中5週以上
全30頭中24頭が該当しています。使い詰めよりもある程度前走からの間隔が空いている馬が良さそうです。
前走人気は気にしない
前走1番人気は30頭中10頭、前走1~4番人気では19頭ですが、前走6番人気以下も11頭いる事から、前走人気はあまり気にしなくても良さそうです。
前走1・2着馬が優勢
全30頭中22頭が該当しています。前走からの勢いが重視されるレースと言えます。
前走はマイル戦
フェアリーステークスは1,600mという事もあり、前走でも1,600mを走っていた馬が30頭中19頭と優勢となっています。また、前走1,600mを走っていた馬は過去10年間で9勝を挙げています。
フェアリーステークスのデータまとめ
フェアリーステークス2022における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
前走1勝クラスで3着以内
⦿スターズオンアース(赤松賞3着)
前走未勝利&新馬戦で前走4番人気以内
⦿エバーシャドネー(新馬4番人気)
⦿ビジュノワール(新馬1番人気)
⦿ニシノラブウインク(未勝利1番人気)
⦿スクルトゥーラ(新馬1番人気)
⦿スピードグラマー(未勝利1番人気)
⦿エリカヴィータ(牝新馬1番人気)
⦿ウラカワノキセキ(牝未勝利1番人気)
⦿フィールシンパシー(未勝利1番人気)
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。(枠順発表後に掲載)
◎スターズオンアース
〇エバーシャドネー
▲エリカヴィータ
△スピードグラマー
△ライラック
穴スクルトゥーラ
フェアリーステークス2022の結果
1着 △ライラック
2着 ◎スターズオンアース
3着 無ビジュノワール
単勝 8 710円
馬連 3-8 1,550円
3連複 2-3-8 8,250円
5番人気の△ライラックが最後の直線伸びて先に抜け出していた1番人気◎スターズオンアースをクビ差交わして勝ちました。前走京都2歳ステークス8着から見事に巻き返しました。
●美浦所属馬が優勢
●前走1勝クラスは3着以内
●前走未勝利&新馬は前走4番人気以内
●レース間隔は中5週以上が優勢
●前走1~2着馬が優勢
●前走距離は1,600m