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今週土曜日の阪神11Rにて、第26回KBS京都賞ファンタジーステークス(G3)が行われます。このファンタジーSは2歳牝馬限定のレースとなっており、今年は阪神競馬場の芝1,400mで行われます。
また、近年ファンタジーステークスは暮れの2歳牝馬限定のG1、阪神ジュベナイルフィリーズへのステップレースとしても重要となっているため、今年も暮れのG1を目指して出走してくる馬が多いと思われます。
ファンタジーステークスの過去10年間のデータ
ここからは、ファンタジーステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
枠番別
枠番別の傾向ですが、過去10年間で4枠が4勝していますが、こと複勝率で見ればどの枠でもあまり差がありません。
当日の人気別
当日1番人気の成績は3.2.3.2と勝率30.0%、連対率50.0%、複勝率は何と80.0%と好成績を収めています。そのため、馬券の中心は当日1番人気が良さそうな感じです。
また、当日1番人気の10頭中9頭が前走でも2番人気以内で1着となっています。
所属別
所属別では、関西圏でのレースとあってか、関西馬が圧倒的に優勢となっています。
また、騎手の所属別では、美浦所属の騎手で1着になった騎手はいません。(2着3回あり)
ファンタジーステークスの過去10年間の前走データ
ここからは、ファンタジーステークス2021において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(前走データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)
前走G3またはG2出走
前走がG3またはG2に出走していた馬は30頭中10頭となっており、当日1~4番人気以内に支持された馬は7頭となっています。
そして、前走G3またはG2に出走した馬の中には前走2桁人気や2桁着順もいるため、前走人気や着順にはあまりこだわらない方が良さそうです。
また、前走がOPクラスだった馬は4頭おり、これらの4頭中3頭が前走4番人気以内で3着以内となっています。
前走新馬または未勝利出走
前走が新馬または未勝利に出走していた馬は、30頭中13頭となっており、13頭中11頭が前走2番人気以内となっています。(全13頭が前走4番人気以内)
前走からの間隔
前走からの間隔では、中5週~中9週が30頭中11頭、中10週以上が30頭中15頭となっており、中5週以上の合計では30頭中26頭となっています。
前走人気
前走で1~2番人気だった馬が30頭中20頭となっており、前走3番人気が0頭、4~5番人気が30頭中6頭となっています。
前走着順
着順別では、前走1~2着が30頭中24頭を占めており、前走成績が優秀な馬が当該レースでも好走している事が分かります。
前走脚質
前走の脚質では、先行が13頭、差しが9頭と、この2つで30頭中22頭となっています。
また、前走4角での位置では、5番手以内が30頭中22頭で7番手以内でも28頭となっている事から、前走で8番手以降にいた馬にはほとんどチャンスが無いレースとなっています。
前走距離
前走の距離別では、30頭中1,200mが9頭、1,400mが9頭、1,600mが8頭となっており、次いで1,500mの3頭となっています。そのため、前走の距離はあまり気にしなくても良さそうです。
ファンタジーステークスのデータまとめ
ファンタジーステークス2021における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。
◎ナムラクレア
〇スリーパーダ
▲オルコス
△ウォーターナビレラ
△ママコチャ
ファンタジーステークス2021の結果
1着 △ウォーターナビレラ 2人気
2着 ◎ナムラクレア 1人気
3着 △ママコチャ 3人気
単勝 5 380円
馬連 2-5 450円
3連複 2-5-9 530円
1~3着は人気馬3頭での決着となりました。ウォーターナビレラは前走6番人気という事で、過去データから2番手にしましたが、そんな事は関係なくナムラクレアを完封しました。次走は恐らく暮れの阪神ジュベナイルフィリーズだと思いますが、有力馬の1頭になりましたね。
●圧倒的に関西馬&関西所属騎手が優勢
●前走G3またはG2出走馬は当日1~4番人気以内
●前走OP出走馬の4頭中3頭が前走4番人気以内で3着以内
●前走が新馬&未勝利の馬13頭中11頭が前走2番人気以内
●前走からの間隔は中5週以上
●前走1~2番人気以内で2着以内が好走の条件
●前走4角で8番手以降にいた馬にはチャンスが無い
●前走距離は1,200m~1,600m