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今週末の競馬は、土日で計3鞍の重賞レースが開催されます。その中でも日曜東京の毎日王冠と日曜京都の京都大賞典の2レースは、今年秋の古馬戦線を占う意味ではとても重要なレースとなっています。
この後、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念と続く秋のG1王道を進むのか?またはマイルチャンピオンシップやエリザベス女王杯に進むのか?など、レース結果によって次走が左右される可能性があります。
そこで、この記事では10/10の東京11R、毎日王冠2021の過去10年間のデータを元にした分析結果を記載します。
毎日王冠の過去10年間のデータ
ここからは、東京競馬場芝1,800mで開催される毎日王冠の過去10年間における各種データを分析した結果について公開していきます。古馬の重賞過去データはそのデータ量(サンプル)が多いため、結構信頼性があります。
枠番別
東京1,800mはスタート後すぐ左カーブになるため、内枠が有利かと思いきや毎日王冠に限っては外枠が有利というデータが出ていますね。1~3枠に入った馬はあまり良い成績を残せていません。
人気別
人気別では、1番人気が(7.0.0.3)と他の人気馬を圧倒しています。2~5番人気の複勝率も高いので、基本的には人気サイドの決着が多いようです。
ただ、6番人気以降の馬もたまに突っ込んできて穴をあけているため、穴党の人にもチャンスがありそうですね。
世代別
世代別で見ると、3歳(3.3.0.11)、4歳(4.2.5.21)の成績が良く、次いで5~6歳の順になっています。ちなみに、7歳以降の馬にはほとんどチャンスが無いというデータにもなっていますね。
前走からの間隔
前走からの間隔ですが、中10週以上の休み明けという馬の成績が良好です。やはり夏を休養に充てていた馬はリフレッシュな状態のため、好走しているのでしょう。
脚質別
脚質別では逃げ馬の成績が良好ですね。もっとも、出走頭数が少ないので過度な期待は出来ませんが、頭の中に入れておいた方が良さそうです。
他の、先行・差し・追込脚質についてはあまり差がありません。
所属別
関東・関西馬ともに同じような数字なので、所属別での差はありません。
前走レース
前走のレース別では、エプソムカップ・東京優駿・安田記念組が優勢となっていますね。他のレースからの転戦組が少ないという事もありますが、軸はこの中からで良さそう。
前走クラス
前走のクラス別では、G1(3.4.3.26)またはG2(2.1.1.9)が上位ですが、G3(2.3.2.29)もあまり大差はありません。そのため、前走は重賞を使っている馬が良さそうです。
前走人気
前走の人気ですが、1~3番人気にはあまり差が無いので、軸としてはこの中から選んだ方が良さそうです。ただ、5番人気以降の馬もちょくちょく馬券圏内に来ているためチャンスがありそうです。
前走着順
前走着順別では、1~3着馬の成績が優秀です。ただ、5着以降の馬にもワンチャンスがありそうなデータとなっています。
前走距離
前走の距離では、1,800mが優勢となっており、次いで2,001m(2,400m)、1,600mの順番となっています。
毎日王冠のデータまとめ
毎日王冠2021における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。
◎シュネルマイスター
〇ダノンキングリー
▲ヴァンドギャルド
△ポタジェ
△ケイデンスコール
穴マイネルファンロン
●当日1~5番人気が狙い目も下位人気馬にもワンチャンスあり
●3歳~6歳が優勢で7歳以降にはチャンス無し
●レース間隔は中10週以降の休み明けが断然有利
●前走はエプソムC&東京優駿&安田記念組
●前走1~3番人気&1~3着馬が優勢
●前走距離は1,800m>2,400m>1,600m組が優勢