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今週の日曜日に今年は阪神競馬場のダート1,800mで開催される第11回みやこステークス。今回で11回目なので、比較的新しい重賞レースとなっていますが、このレースは暮れのダートG1、チャンピオンズカップのステップレースにもなっており、みやこステークスの1着馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が与えられます。
そのため、暮れのダートG1に向けて、まだ獲得賞金面で不安のある馬にとっては、みやこステークスで何とか1着に入って優先出走権を獲得したいレースとなっています。
みやこステークスの過去10年間のデータ
ここからは、みやこステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
枠番別
1~3枠の成績が優秀となっており、逆に8枠の成績が(1.0.0.19)と不振となっています。
当日の人気別
1~4番人気で(8.5.4.23)で勝率20.0%、連対率32.5%、複勝率42.5%と優秀な成績を収めていますが、7番人気が(2.1.1.6)、9番人気でも(0.2.2.6)と穴馬にもチャンスがあるレースとなっています。
世代別
3歳(0.3.1.14)、4歳(6.2.1.26)、5歳(1.3.5.48)、6歳(3.1.1.19)となっており、どの世代からも狙えるレースとなっています。
所属別
栗東所属馬の出走が多くなっているため、栗東所属(9.8.9.101)、美浦所属(1.2.1.15)となっています。
また、騎手別でも栗東所属(9.9.9.101)、美浦所属(1.1.0.11)と調教師とあまり変わらない傾向となっています。
みやこステークスの過去10年間の前走データ
ここからは、みやこステークス2021において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)
前走クラス
前走G3が30頭中12頭、OPクラスが30頭中9頭となっています。前走でG3に出走している12頭全てが5着以内に入っており、そのうち8頭は3番人気以内に支持されています。
また、前走OPクラスに出走している馬9頭全てが4番人気以内に支持されています。(4番人気は1頭のみ)
前走からの間隔
前走からの間隔では、中5~9週が30頭中12頭、中10週以上が9頭となっており、この2つで計21頭となっています。
そして、中5~9週の全12頭のうち11頭が5着以内に入っています。(残り1頭は6着)また、中10週以上の全9頭のうち7頭が前走3着以内となっています。(残り2頭はそれぞれ4.6着)
前走人気
前走1~2番人気が30頭中20頭おり、馬券の中心はこの中から選んだ方が良さそうです。ただ、前走5番人気以下も7頭いるため、ヒモはこれらの中から探すのも面白そうですね。
前走着順
前走1~4着が30頭中25頭おり、前走6~9着が4頭となっています。また、前走1~4着の25頭中19頭は前走で3番人気以内に支持されています。
ちなみに、前走6~9着の4頭は全て前走4番人気以内に支持されていました。
前走脚質
先行が30頭中15頭、差しが9頭となっている事から、先行>差しの構図となっています。ただ、逃げが5頭いるため注意が必要です。
そして、前走逃げた馬4頭全てが2番人気以内で4着以内に好走しています。(1頭は4着でしたが勝馬からは0.3差)
また、前走4角での位置ですが、5番手以内が30頭中22頭となっており7番手まで広げても25頭と、前走8番手以降の馬にはあまりチャンスが無いレースとなっています。
前走距離
前走1,800mが30頭中10頭、2,000m~2,100mが12頭となっています。ただ、1,600m~1,700mも6頭いるため、前走の距離についてはあまり気にする必要はないかと思います。
みやこステークスのデータまとめ
みやこステークス2021における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。
◎メイショウムラクモ
〇オーヴェルニュ
▲クリンチャー
△スワーヴアラミス
△ロードブレス
△メイショウハリオ
穴ヴェンジェンス
みやこステークス2021の結果
1着 △メイショウハリオ 5人気
2着 △ロードブレス 6人気
3着 無アナザートゥルース 10人気
単勝 3 1,300円
馬連 3-6 6,680円
3連複 3-5-6 66,770円
人気馬総崩れのレースになりましたね。私の◎メイショウムラクモはまだ古馬と戦うには力不足といった印象でした。
●前走G3出走馬は全て前走で5着以内
●前走OP出走馬は全て4番人気以内
●前走からの間隔は中5週以上
●前走1~2番人気&1~4着馬が優勢