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今週の土曜日、東京11Rにて第26回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス(G3)が行われます。この武蔵野ステークスでは、当時ダート初出走のクロフネが2着馬に1.4秒も差をつける圧勝劇を演じたレースとして印象に残っている人も多いのではないでしょうか?
そして、武蔵野ステークスの1着馬には暮れのダートG1、チャンピオンズステークスの優先出走権が与えられるため、賞金的に足りていない馬にとっては何とか権利を撮りたいところです。
武蔵野ステークスの過去10年間のデータ
ここからは、東京ダート1,600mで行われる武蔵野ステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
枠番別
6枠の成績が良く、逆に1枠の成績が悪くなっていますが、あまり気にする必要はないかと思います。
当日の人気別
1番人気は(3.2.1.4)、1~3番人気で(5.4.3.18)と上位人気馬の信頼性はそれほど高くはありません。また、6~10番人気が(4.3.4.39)と、4勝も挙げているため、穴党にとっては期待が持てるレースと言えます。
世代別
世代別では、3歳(2.3.2.15)、4歳(1.1.2.17)、5歳(3.5.2.43)、6歳(3.1.3.25)と、各世代であまり差が無い傾向となっています。
また、7歳は(1.0.1.21)となっており、3着以内に入った2頭はいずれも前走G3で3番人気以内に入っていました。なお、8歳以上は3着以内0頭です。
所属別
所属別では、美浦(2.0.0.40)、栗東(8.10.10.88)と栗東所属馬が圧倒しています。また、騎手別でみると、美浦(4.6.6.83)、栗東(5.4.4.31)とこれまた栗東所属騎手が優勢となっています。
武蔵野ステークスの過去10年間の前走データ
ここからは、武蔵野ステークス2021において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)
前走クラス
前走のクラス別では、OP特別が30頭中13頭、G3が4頭となっています。そして、地方に出走していた馬が9頭、3勝クラスが3頭となっています。
また、前走が地方戦の9頭全てが4番人気で5着以内に入っており、3勝クラスに出走していた3頭全てが1番人気で1着となっています。
前走からの間隔
前走からの間隔では、中5週~中9週が30頭中16頭、中10週以上が7頭となっています。
前走人気
前走の人気別では、1~3番人気が30頭中22頭、4番人気まで広げると26頭となっており、軸馬は前走1~4番人気の中から選んだ方が良さそうです。
前走着順
前走1着が30頭中11頭、1~3着までで19頭、5着まで広げると26頭となっています。
前走脚質
差しが30頭中13頭、先行が8頭、追込6頭、逃げ3頭となっています。また、前走4角の位置では、10番手以内が30頭中26頭となっています。
前走距離
前走の距離別では、1,400mが30頭中10頭、1,600mが9頭、その他2,000mが5頭、2,100mが3頭となっています。
武蔵野ステークスのデータまとめ
武蔵野ステークス2021における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。
◎ソリストサンダー
〇ブルベアイリーデ
▲タガノビューティー
△スマッシャー
△スリーグランド
穴テイエムサウスダン
武蔵野ステークス2021の結果
1着 ◎ソリストサンダー 3人気
2着 無エアスピネル 2人気
3着 無オメガレインボー 6人気
単勝 16 660円
馬連 14-16 1,790円
3連複 11-14-16 5,840円
私の◎ソリストサンダーが直線外から伸びて快勝しました。右回りでも勝っていますが、左回りの方が合うのでしょう。
2着のエアスピネルは過去データの8歳以上の出番なしを採用して無印にしましたが、直線内からしぶとく伸びてきました。あっぱれです。
●8歳以上の出番無し
●栗東所属馬が圧倒的に優勢
●前走地方戦の馬は前走4番人気以内で5着以内
●前走3勝クラスの馬は前走1番人気1着
●前走4番人気以内で5着以内が狙い目