さあ、今年もやってきました!秋のG1シリーズの開幕戦、第56回スプリンターズステークス(G1)が明日中山競馬場の芝1,200mで行われます。
スプリンターズステークスと言えば、サクラバクシンオーがその名の通りばく進して2連覇を達成した事が個人的には印象に残っていますが、その他ロードカナロアやレッドファルクスも2連覇していますね。
ちなみに、今年の出走メンバーを見てみると、G2を連勝中のメイケイエールを筆頭に桜花賞3着のナムラクレア、さらにはNHKマイルC勝ちがあるシュネルマイスターなど個性的なメンバーが揃っており、とても楽しみですね。
スプリンターズステークスの過去10年間のデータ
ここからは、スプリンターズステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
当日1~2番人気
過去10年間で当日1番人気の成績は5-1-1-3と勝率50.0%、複勝率70.0%と良好な成績を収めています。また、当日2番人気も2-4-0-4と複勝率60.0%と良好な成績となっています。
ただ、当日13番人気が1着1回3着1回、当日15番人気が3着1回など、下位人気馬の激走もあるため、馬券の中心は当日1~2番人気で相手は手広く流した方が良さそうです。
4歳馬が優勢
過去10年間で4歳馬の成績は3-3-4-16と勝率11.5%、複勝率38.5%となっており、他世代をリードしています。この世代以外の3歳、5歳、6歳勢ではあまり差がありません。
栗東所属騎手が優勢
過去10年間で栗東所属騎手の成績は8-9-6-74と勝率8.2%、複勝率23.7%となっており、美浦所属騎手の2-1-4-50と比べかなり優秀な成績となっています。
前走G2は前走4着以内
過去10年間で3着以内に入った馬全30頭中、前走でG2を走っていた馬はのべ13頭となっており、うち11頭が前走G2で4着以内に入っています。(残りは5着、7着)
前走1~4番人気
過去10年間で3着以内に入った馬全30頭中、前走で1~4番人気に支持されていた馬はのべ25頭と大半を占めています。前走で上位人気に支持されていた馬には注意が必要です。
前走1~4着馬
過去10年間で3着以内に入った馬全30頭中、前走で1~4着以内に入っていた馬はのべ22頭と大半を占めています。前走で好走していた馬には注意が必要です。
前走着差は0.9秒以内
過去10年間で3着以内に入った馬全30頭中、前走で勝っているか、または負けても勝ち馬から0.9秒以内だった馬が29頭とほぼ前頭となっています。
スプリンターズステークスに出走してくる馬の前走は短距離が多くなっていますが、その前走で1.0秒以上離されて負けていた馬にはほぼチャンスが無いレースとなっています。
スプリンターズステークスのデータまとめ
スプリンターズステークス2022における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
[box class=”green_box” title=”スプリンターズステークス2022″]●当日1~2番人気
●4歳馬が優勢
●栗東所属騎手が優勢
●前走G2は前走4着以内
●前走1~4番人気
●前走1~4着馬
●前走着差は0.9秒以内[/box]
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。(枠順発表後に掲載)
◎メイケイエール
〇ナムラクレア
▲ジャンダルム
△シュネルマイスター
△ウインマーベル
穴ファストフォース
スプリンターズステークス2022の結果
1着 ▲ジャンダルム
2着 △ウインマーベル
3着 無ナランフレグ
単勝 2 2,030円
馬連 2-7 15,340円
3連複 2-6-7 50,590円
今年のスプリンターズステークスは好位のインからレースを進めた8番人気のジャンダルムが、最後の直線抜け出してウインマーベル以下の追撃を振り切ってG1初勝利を飾りました。ちなみに、1番人気のメイケイエールは最後の直線外に出しましたが全く伸びがありませんでした。中2週の疲れがあったのかもしれませんね。