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今年も12月に入りましたね。あと1ヶ月で2021年も終わりです。長かったような短かったような、正直なところ色々な事があり過ぎた2021年でしたが、それももうすぐ終わります。
そんな12月の最初の重賞レース、第55回ステーヤーズステークス(G2)が今週の土曜日に中山競馬場で行われます。平地のレースでは最長距離となるこのレースには、毎年長距離自慢の馬が出走してきて約3分45秒のレースで競い合っています。
果たして今年はどの馬が勝つのでしょうか?
ステイヤーズステークスの過去10年間のデータ
ここからは、ステイヤーズステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
枠番別
1枠&3枠以外ではあまり差がありませんが、5枠より外枠の馬が過去10年間で7勝を挙げています。
当日の人気別
当日1番人気は(5.1.2.2)で勝率50.0%、連対率60.0%、複勝率は何と80.0%となっているため、当日1番人気の信頼性はかなり高くなっています。
また、当日1~4番人気では(7.7.7.19)と良好な成績を収めているため、馬券の中心は当日1~4番人気の中から選んだ方が良さそうです。
世代別
4歳~6歳馬が優勢のレースとなっています。
所属別
若干栗東所属馬が優勢も美浦所属馬も健闘しています。また騎手別では外国人騎手がかなり優秀な成績を収めているため、外国人騎手が当日上位人気馬に騎乗している場合には要注意です。
ステイヤーズステークスの過去10年間の前走データ
ここからは、ステイヤーズステークス2021において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)
前走G2組
前走G2組が全30頭中17頭となっていますが、前走人気&着順は気にしない方が良いです。
前走3勝クラス
前走3勝クラス組は7頭となっており、6頭が前走4番人気以内で3着以内に入っています。(残り1頭は2番人気5着)
前走からの間隔
中4週が全30頭中13頭、中5~9週が9頭、以下中3週、中10週以上となっています。
前走人気
前走1番人気は全30頭中4頭のみ、前走1~4番人気だと14頭と半分にも達していません。逆に前走5番人気以下の馬が16頭いる事から、前走人気はあまり気にしない方が良さそうです。
また、前走6~9番人気の7頭中6頭が当日4番人気以内に支持されています。
前走着順
前走1~4着が全30頭中15頭、前走5着以下も同じく15頭となっています。また、前走6~9着の8頭中6頭が当日4番人気以内に支持されています。
前走脚質
前走中団&後方待機が全30頭中24頭となっていますが、前走4角で2番手以内でレースを進めていた馬で3勝を挙げている事から、前走4角2番手で進めていた馬にも注意が必要です。
前走距離
前走の距離別では、2,400m~2,600mが全30頭中24頭となっています。次いで2,000mの4頭となっています。
ステイヤーズステークスのデータまとめ
ステイヤーズステークス2021における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。(枠順発表後に掲載)
◎トーセンカンビーナ
〇アイアンバローズ
▲カウディーリョ
△ヴァルコス
△シルヴァーソニック
穴ディバインフォース
ステイヤーズステークス2021の結果
1着 穴ディバインフォース
2着 〇アイアンバローズ
3着 △シルヴァーソニック
単勝 11 770円
馬連 5-11 1,800円
3連複 5-11-13 4,420円
長距離マラソンレースのステイヤーズステークスは6番人気のディバインフォースが道中後方から直線に入って前を行く各馬を差し切って勝利しました。2着・3着が前に行っていた事を考えると、勝ちのある差し切り勝ちだと思います。
また、私の◎トーセンカンビーナですが、スタートで1馬身以上の出遅れがありましたが、最後はじりじりと伸びてきての4着。3着との着差を考えると、いかに長距離レースとはいえこの出遅れが無ければ3着はあったように思えます。
●当日1番人気の信頼性が高く馬券の中心は当日1~4番人気以内
●4歳~6歳が優勢
●前走人気&着順は気にしない
●前走差し&後方待機&前走4角2番手には要注意
●前走6~9番人気&6~9着で当日4番人気以内には要注意