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東海ステークス2022過去データからの分析

東海ステークス2022過去データからの分析

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今週の日曜日、中京競馬場ではダート1,800メートルの東海ステークスが行われます。この東海ステークスは当初12月に行われていましたが、その後は5月に変更、そして2013年より1月開催&ダート1,800mに条件が変更となっています。

そして、この東海ステークスの1着馬には2月に行われるダートG1のフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられるため、フェブラリーステークスを目指している馬にとっては是が非でも勝ちたいレースになります。

そのため、この東海ステークスには毎年ダート巧者が数多く出走してきており、その後のフェブラリーステークスでも好走する馬を数多く輩出しています。

東海ステークスの過去9年間のデータ

ここからは、現在の条件下で行われてきた東海ステークスの過去9年間における各種データを分析した結果について解説していきます。(2020年は京都開催)

1枠は厳しい

過去9年間において、1枠からは14頭出走していますが、14頭全て4着以下に敗れています。ちなみに、複勝率でみると1枠以外の枠にはあまり差がありません。

当日1~2番人気を軸に

当日1番人気は(5.0.3.1)と勝率、連対率、複勝率がかなり高くなっています。また、当日2番人気も(2.2.0.5)と約半数が3着以内に入っているため、馬券の中心には当日1~2番人気から選ぶと良さそうです。

ちなみに、過去9年間で6番人気以下の馬が3着以内に9頭も入っているため、相手は手広く流した方が良いかも知れません。(過去には13番人気が2着に突っ込んできた事もあります)

5歳馬が優勢

5歳が(6.3.3.17)と勝率20.7%、連対率31.0%、複勝率41.4%と他世代を圧倒しており、5歳勢が優勢となっています。その他世代では、4.6.7歳とあまり差がありません。

東海ステークスの過去9年間の前走データ

ここからは、東海ステークス2022において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)

前走G1

全27頭中9頭が該当しており、9頭中7頭が当日4番人気以内に支持されていました。前走G1での人気&着順に関係なく当日4番人気以内に支持されている馬には注意が必要です。

前走OPクラス

全27頭中8頭が該当しており、うち7頭が前走4着以内に入っています。東海ステークスはG2なので、前走が重賞では無いOPクラスの場合にはある程度の着順が必要のようです。

前走1~3番人気で7勝

前走の人気別では、前走1~3番人気が全27頭中14頭を占めており、この中から過去9年間で7勝2着2回3着4回と良好な成績を収めています。

ただ、前走6番人気以下の馬からも9頭が馬券圏内に絡んでいるため、前走1~3番人気を軸に相手は手広く流した方が良さそうです。

前走1~3着で7勝

前走の着順別では、前走1~3着で全27頭中12頭を占めており、この中から過去9年間で7勝2着1回3着4回と良好な成績を収めています。

ただ、前走6着以下から巻き返してきた馬も9頭いる事から、前走1~3着馬を軸にやはり相手は手広く流す必要がありそうです。

前走4角で3番手以内

前走の4角の位置では、4角3番手以内の馬が全27頭中14頭と約半数を占めており、この中から過去9年間で7勝2着3回3着4回と好成績を収めています。前走で先行していた馬には注意が必要です。

前走距離は1,800m~2,000m

前走の距離別では、1,800m~2,000mが全27頭中24頭となっています。

東海ステークスのデータまとめ

東海ステークス2022における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。

●1枠は厳しい
●当日1~2番人気を軸に相手は手広く
●5歳馬が優勢
●前走G1は当日4番人気以内
●前走OPクラスは前走4着以内
●前走1~3番人気&1~3着馬を軸に相手は手広く
●前走4角で3番手以内
●前走距離は1,800m&2,000m

 

これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。(枠順発表後に掲載)

◎サンライズホープ
〇オーヴェルニュ
▲アイオライト
△グレートタイム
△デュードヴァン
穴ブルベアイリーデ

東海ステークス2022の結果

1着 無スワーヴアラミス
2着 〇オーヴェルニュ
3着 穴ブルベアイリーデ

単勝 5 1,570円
馬連 5-11 2,660円
3連複 5-11-13 4,490円

今年の東海ステークスは、7番人気のスワーヴアラミスが直線外から先行する各馬を差し切りました。レース前から降っていた雨に救われた感じがします。過去の成績から馬場状態が良よりも悪くなった方が成績が良かったですから。(馬場発表は良馬場)

2~4着には人気馬が入線しましたが、直線のスワーヴアラミスの差し脚が目立ったレースでした。