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今週の土曜日に東京競馬場で第26回東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)が行われます。今まではG3でしたが、今年からG2に格上げとなった重賞レースです。
そして、この東京スポーツ杯2歳ステークスですが、過去10年ではコントレイルやワグネリアンと2頭のダービー馬を始めとして、その後G1を勝ったタイトルホルダーやスワーヴリチャード、イスラボニータなども出走している事から出世レースとも呼ばれています。
果たして、今年の東京スポーツ杯2歳ステークスに出走した馬の中から、今後G1を勝つような馬が出るのか?要注目ですね。
東京スポーツ杯2歳ステークスの過去10年間のデータ
ここからは、東京スポーツ杯2歳ステークスの過去10年間における各種データを分析した結果について解説していきます。
枠番別
枠番別では、1枠(4.0.3.4)と勝率&連対率36.4%、複勝率63.6%と他の枠を圧倒しています。もっとも、東京芝1,800メートルはスタート後すぐに左コーナーがやってくるため、どうしても内枠有利のレースとなっています。
ちなみに、過去10年間では4枠に15頭入っていますが、3着以内は0頭となっています。
当日の人気別
1番人気(5.1.1.3)となっており、1番人気の信頼性は高くなっています。また、2番人気(2.3.0.5)となっており、1~2番人気では(7.4.1.8)と高い信頼性を誇っています。
また、4番人気も(2.2.1.5)と健闘しており、5番人気以下でも9頭が3着以内に入っているため、上位人気+下位人気の組み合わせが有効となっています。
所属別
栗東所属と美浦所属の馬では、両者あまり大差がありませんが、騎手別では栗東所属騎手の成績が良くなっています。
東京スポーツ杯2歳ステークスの過去10年間の前走データ
ここからは、東京スポーツ杯2歳ステークス2021において、前走の各種データ別から見えてきた傾向について解説していきます。(過去データは当該レースで1~3着に入った馬のみで集計)
前走クラス
前走のクラス別では、OP特別組が10頭、未勝利組が9頭となっており、新馬組が5頭、G3組が4頭となっています。
そして、前走新馬&未勝利組の14頭全てが前走2番人気以内、前走OP特別の10頭全てが5番人気以内3着、G3組の4頭は全て2着以内に入っています。
前走からの間隔
前走からの間隔別では、中5~9週が30頭中13頭、中10週以上の休み明けが8頭、いか、中4週、中3週と続いています。
前走人気
前走1番人気が30頭中16頭、2番人気が7頭となっており、前走1~3番人気で26頭となっています。また、前走4番人気以下の4頭全てが前走2着以内に入っています。
前走着順
前走1~2着が30頭中29頭となっている事から、前走3着以下に敗れている馬の出番は無さそうですね。ちなみに、前走3着馬1頭は2番人気3着でした。
前走脚質
前走の脚質別では、先行が30頭中14頭、差しが9頭となっており、前走4角の位置別では5番手以内が30頭中20頭、7番手以内でも28頭となっている事から、前走で極端な追込をしている馬の出番は無さそうです。
前走距離
前走の距離別では、1,800mが30頭中19頭(勝馬9頭)、1,600mが7頭となっており、2,000mの4頭(勝馬無し)となっています。
東京スポーツ杯2歳ステークスのデータまとめ
東京スポーツ杯2歳ステークス2021における過去データを分析した結果、好走する条件は主に下記の通りとなっています。
これらの好走条件を踏まえてぽんちゃんの勝手きままな印は下記の通りです。
◎イクイノックス
〇アサヒ
▲レッドベルアーム
△テンダンス
△グランシエロ
穴ダンテスヴュー
東京スポーツ杯2歳ステークス2021の結果
1着 ◎イクイノックス
2着 〇アサヒ
3着 △テンダンス
単勝 1 260円
馬連 1-3 1,200円
3連複 1-2-3 2,800円
イクイノックスは強かったですね、道中は中団後方で追走しながら最後の直線で追われるとあっという間に前にいた馬を差し切りました。次走どこに使うのか?分かりませんが、来年のクラシックの有力候補と言えますね。
2着のアサヒは道中中団追走から最後の直線では先頭に立ったところをイクイノックスに並ぶ間もなく交わされました。今後の成長がカギになってくる事でしょう。
●当日1番人気の信頼性は高く上位人気+下位人気の組み合わせ
●前走新馬&未勝利は2番人気以内
●前走OP特別組は5番人気以内3着まで
●前走G3組は2着以内
●前走1~3番人気が優勢で4番人気は前走2着以内が条件
●前走着順は2着まで